自治体向け公文書管理セミナー 2025年7月から開講予定
■2025年7月から開講予定
JIIMA文書情報マネージャー認定委員会では、2025年7月から自治体向け公文書管理セミナーを年4回のペースで開催を予定しております。開催時期は、5月、7月、10月、1月で、約1日分の講義を動画配信を行います。
尚、現在、開催しております「文書情報マネジャー認定セミナー」とは並行開催となります。
■公文書も電子文書管理時代に突入
内閣府が令和6年7⽉26日に公表した「地⽅公共団体における公⽂書管理の取組調査」によれば、⽂書管理システム(※)の導⼊実績は、以下の通りです。
※⽂書管理システムとは、⽂書の作成・取得から整理・保存・移管等に⾄る⽂書のライフサイクルを管理するシステム。
・都道府県は、46団体(宮崎県は、令和7年から予定)
・市区町村が、944団体(54%)
文書管理システムの範囲は「決裁」「保存」「廃棄・延長」「移管」を含むシステムの割合が最多となっています。
これからわかることは、文書管理システムとして、電子文書を取り扱えるものが過半数の自治体に導入済であり、これからもこの傾向がつづくと考えられます。
■「システムは入れたけれど」にならないように
システム導入だけで安心してはいけません。文書管理システムは導入したけれど、電子化率があがらず公文書は紙のままで、管理だけをシステムで行っている状況は避けたいところではないでしょうか。
■公文書はだれのもの
公文書管理法では、公文書を国民の知的資源としています。これに習うと、自治体の公文書も住民の知的資源ということになります。
本セミナーではこのような基本的なところから、文書管理システムをうまく活用し公文書を管理、活用する考え方から方法まで、年次で最新情報をフィードバックしながら提供を予定しています。
いかがですか、皆さんも自部門のレベルアップのために、文書情報マネージャー認定セミナーを受講して、基本から応用までを学びませんか。募集要項はこちら。