IM 2023年1・2月号

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2023年1・2月号では、JIIMA勝丸理事長による2023年の年頭所感を巻頭に、続いてJIIMAを支える理事の方々から2023年に向けたメッセージを紹介。JIIMA活動やビジョンに対する強い思いが語られています。
次に、2022年のJIIMAベストプラクティス受賞事例として、優秀賞である株式会社リログループの「グループ各社・各部署への電子契約推進を通じた、業務効率化・ガバナンス強化およびSDGsへの貢献」と、奨励賞である株式会社エフ・アイ・エスの「文書情報管理における業務効率化とBCP改善に関して」を掲載しています。受賞した2社の先進事例は、DXを目指す企業経営者には必見の内容になっています。
さらには、『「DX銘柄2020」選定企業に見るベストプラクティス』で紹介したSOMPOホールディングス株式会社の新たな取り組み「クラウドCoE(Center of Excellence)」と呼ばれる専門組織を紹介。SOMPOホールディングス株式会社が行っている“クラウド人材1,000名計画”についても解説しています。

2023年 年頭所感
公益社団法人 日本文書情報マネジメント協会 理事長 勝丸 泰志(p.4

2023年に向けて理事からのメッセージ(p.5

 ロシア・ウクライナ戦争による社会情勢の変化や新型コロナウイルス感染症など、まだまだ不安を拭いきれない昨今、JIIMAではビジョン2020に込めた思いである「日本の企業が生産的であって、個人としては、豊かさや幸せを感じられ、若い人たちも将来に対して希望が持てる、そのような社会の実現に役立ちたい」と考えています。 新年2023年を迎えるにあたり、JIIMAを支えている理事の方々からメッセージを頂いたので、紹介させていただきます。

【ベストプラクティス受賞事例 優秀賞】
グループ各社・各部署への電子契約推進を通じた、業務効率化・ガバナンス強化およびSDGsへの貢献
株式会社リログループ 氷室 克久(p.9

ベストプラクティス受賞事例 評価ポイント;2018年より電子契約の導入を始め、グループ各社・各部署に電子契約の利用を拡大し、書面契約書の電子化による書面・電子の一元管理、ペーパーレス化及び業務の効率化を図り、定量化できる成果を上げた。
【先進性】
コロナ禍以前の2018年から電子契約の導入を始め、一時的な活動に終わらず継続的に拡大してきた点を評価した。

【ベストプラクティス受賞事例 奨励賞】
文書情報管理における業務効率化とBCP改善に関して
株式会社エフ・アイ・エス 朝香 貴裕(p.13

ベストプラクティス受賞事例 評価ポイント;印刷サービスを中心的事業とする多くの課題を抱えていた中小企業が、社長が率先垂範で社内改革に取り組み、文書情報マネージャー認定セミナーで学んだことを活かして社内の文書管理を改善し、定量的に把握できる成果を上げた。
【特記事項】
先進性はないため優秀賞には該当しないが、リソースが限られる中小企業が全社的に文書情報マネジメントに取り組んだ、広く外部に紹介したい好事例である。

「クラウド・バイ・デフォルト」を真の成果へSOMPOホールディングスが実践する「クラウドCoE」
株式会社メディア・パラダイム研究所 奥平 等(p.18

【連載「文書を安全に取り扱うために私たちは何をしなくてはならないか」】
第3回 -ISO 19475の業務への適用とチェック方法-
JIIMA 標準化戦略委員会(p.24

電子取引ソフト法的要件認証制度とは?(p.29

【PR広告】株式会社PFU
電子帳簿保存法対応ファイリングサービス「あんしんエビデンス管理」 (p.30

【連載 世界の電子政府DXシリーズ】
第6回 フィンランド「Suomi.fi」がもたらす世界
(株)第一生命経済研究所 主席研究員 柏村 祐(p.32

【連載 文字情報サービス環境 CHISE】
第3回(最終回) -漢字の字体用例と古字書-
京都大学人文科学研究所 守岡 知彦(p.35

【連載 公文書管理シリーズ】
第46弾 全国自治体初の公文書監理官を設置した相模原市
適正な公文書管理に欠かせない専門職
JIIMA 広報委員会委員 長井 勉(p.38

【わが社のプレゼン】株式会社エフ・アイ・エス
文書管理と健康経営で、社会に貢献できる会社を目指す(p.43

【委員会活動報告】広報委員会
JIIMA活動の普及啓発を広く世界に発信していく(p.46

【委員会活動報告】文書情報管理委員会
文書情報流通に必要な情報の標準仕様を構築(p.48

ニュース・ア・ラ・カルト(p.52

● JIIMA デジタルドキュメント2022 ウェビナー開催
● JIIMA 法務委員会「電子帳簿保存法の基礎知識と活用」セミナーを実施
● ラクス 経理業務の課題に関する調査結果を発表
● ウイングアーク1st DX人材およびデータ活用の実態を調査
● コンカー インボイス制度・電子帳簿保存法に関する特設サイトをオープン
● 税務研究会 インボイス制度特設サイトをオープン
● リコー 業務改善プラットフォーム「RICOH kintone plus」を提供開始
● ITR 電子契約サービス市場規模推移および予測を発表

新製品紹介(p.54

● 富士フイルムビジネスイノベーション(株)「ApeosPrint 4560 S / ApeosPrint 3960 S / ApeosPrint 3360 S」
●(株)リコー「RICOH SG 3300/2300」
● コニカミノルタ(株)bizhub「C450i S」「C360i S」「C300i S」「C250i S」

コラム 第4回 研究室の窓から「組織におけるアーカイブズ利用の溝」 
東北大学 加藤 諭 (p.55

■ IM編集委員から(p.56

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