IM 2020年7・8月号 掲載内容

表紙画像をクリックすると全ページ(pdf)を閲覧できます。


【JIIMAからの提言】
新型コロナウイルスが迫る社会システムの変革

日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)
勝丸 泰志
p.4

JIIMAでは、新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた皆様に謹んでお悔やみ申し上げるとともに、代表理事である勝丸泰志より、新型コロナウイルス後の新しい生活様式について提言した。
そして、JIIMAが支援する働き方改革からライフスタイル変革として、JIIMAが支えていける役割とは何なのかを今回の提言で改めて伝えていく。

「意味記憶」から「エピソード記憶」へ 情報管理の大変革を促す非構造化データ活用への挑戦
=早稲田大学先進工学部 澤田秀之教授の最先端研究と、AI活用次世代教育支援システム「MathPub」の事例=

株式会社メディア・パラダイム研究所 ITジャーナリスト
奥平 等
p.10

早稲田大学先進理工学部の澤田 秀之教授は「計算機知能(人工知能)」をテーマに20余年に亘って研究している。そのキーワードは、「Game Change(大転換)。そしてその命題の一つとなるのが「非構造化データの活用」になるという。
澤田教授との共同研究のもとに香川県高松市のシステム開発会社である株式会社DynaxTが開発・運用するAI活用次世代教育支援システム「MathPub」を事例に、非構造化データの活用を踏まえた未来の「文書情報管理」のイメージを共有していく。

【産業競争力懇談会(COCN) 2019年プロジェクト】
第1回「データ連携を支える次世代データ蓄積基盤」活動と今後の展開について

株式会社ボウラインマネジメント
溝上 卓也
p.16

産業競争力懇談会(Council on Competitiveness-Nippon;略称COCN)の2019年度の推進テーマの一つとして、「データ連携を支える次世代データ蓄積基盤」のプロジェクト活動が行われた。本テーマは文書情報マネジメント、特に、クラウド時代の「データ保全」と「データ活用」に結びつくものと考え、本プロジェクト活動内容について紹介していく。

【連載 文書情報マネジメントの専門職体制確立へ】
第2回「アーキビスト認証制度」の創設

出版文化社アーカイブ研究所所長 小谷 允志
p.6


【AIIMからのレポート新企画】
ドキュメントマネジメントとレコードマネジメントの違い
AIベースのアプリケーションの規制、避けては通れないニューフロンティア

JIIMA広報委員会 山際 祥一(翻訳)
p.20


【公文書管理シリーズ】
歴史・文化の「彩り」で京都と世界を繋ぐ──京都府立「京都学・歴彩館」

JIIMA広報委員会 長井 勉
p.24


【連載 2018年改正著作権法はAI・IoT時代に対応できるのか?】
第9回 教育の情報化の推進

国際大学グローバルコミュニケーションセンター 城所 岩生
p.28


三英傑に聞く!? 「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証制度」を受けるには

p.33


電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証
令和元年改正法令基準に対応
e-文書サービス

株式会社PFU
p.34


テレワークに関するアンケート 集計結果

JIIMA事務局
p.37


文書情報管理士 活躍されている方からのアドバイス

p.40


文書情報マネージャー 認定者からのひと言

p.41


【連載 ISU支部便り】
ISU中国支部

株式会社ミック 千日 清洋
p.42


コラム 話題の小箱「日本人の危機対応はこれでよいのか」

p.43


【ニュースアラカルト】
●日本政府 緊急事態宣言を発令→解除へ
●行政文書の管理における「歴史的緊急事態」について
●東京都新公文書館 国分寺市泉町に移転完了
●ウイングアーク1st 「新型コロナウイルス国内感染状況」を公開
●リコー 「RICOH Standard DNA Series」を提供開始
●NECネッツエスアイ「DocuSign Agreement Cloud」の提供を開始
●ITRが『デジタル変革で強化すべきサービスマネジメントへの戦略シフト』を発行
●秋田県横手市公文書館が開館(5月1日)
●【テクニカル・レポート】【寄稿】 韓国科学技術企画評価院(KISTEP)弁護士
新型コロナウイルスを契機にデジタル変革(Digital Transformation)促進
●各社ニュース

p.44


IM編集委員から

p.46