IM 2020年11・12月号 掲載内容

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【テック・スタディ】
出会いからイノベーションを生み出すSansanが進める、
アナログ情報のデジタル変換

Sansan株式会社
小池亮介
p.4

「AI名刺管理」として8割以上のシェアを持つSansanでは、どういった技術を使ってデータ化し社内共有しているのか。アナログをデジタルにするサービスから、新サービスのBill One、そしてOCRの精度に対するこだわりなどを解説し、「人」と「人」の出会いを後押しし、社会を一歩前進させるというSansanの技術を詳しく紹介する。

加速するデジタライゼーションの波と企業変革 「DX銘柄2020」選定企業に見るベストプラクティス
第1回 トラスコ中山株式会社

株式会社メディア・パラダイム研究所
奥平 等
p.7

2020年8月25日、市場から注目を集める「デジタルトランスフォーメーション(DX)銘柄 2020」を経済産業省と東京証券取引所が発表した。受賞35社の中でもグランプリとなったのが今回取り上げるトラスコ中山株式会社である。同社は、「独創経営」を競争力の源泉として掲げ、DXを企業風土の中に定着させることで、ビジネスモデルを革新し続けている。そこにフォーカスしながら、同社のイノベーションを探っていくことにする。

e-ガバメントへの移行を進める米国
2022年でアナログでの公文書受け入れを終了する米国国立公文書館

株式会社マイクロテック
山際祥一
p.13

2019年7月1日、アメリカ国立公文書記録管理局(NARA)はアメリカ合衆国行政管理予算局(OMB)と2022年までに公文書の電子化による管理を実現するための覚書を発表した。電子政府の実現に向けて動き出したアメリカが、どのようなアウトラインを作り進めているのか。電子化実装のガイダンスとデッドラインなどを含めて解説していく。

【連載 記録管理の国際標準】
第1回 ISO15489を読み解く

ARMA米国本部 フェロー
小谷允志
p.16


【連載 産業競争力懇談会(COCN) 2019年プロジェクト】
「データ連携を支える次世代データ蓄積基盤」活動と今後の展開について
第3回 コールドストレージ編 ~光ディスクストレージの有効活用

ソニーイメージングプロダクツ&ソリューション株式会社
脇 昌弘
p.20


【連載 2018年改正著作権法はAI・IoT時代に対応できるのか?】
第11回 デジタル時代の図書館への取組み&障害者の情報アクセス機会の拡充

国際大学グローバルコミュニケーションセンター
城所 岩生
p.26


歴史的公文書を条例と市民の総意でアーカイブ
──相模原市立公文書館

JIIMA広報委員会
長井 勉
p.30


【わが館のお宝文書】
相模原市立公文書館所蔵
水力発電所設置ニ関スル書類

p.34


【連載 ISU支部便り】
東海イメージ情報業連合会

p.35


【わが社のプレゼン 会員企業突撃インタビュー】
株式会社インフォディオ

p.36


コラム 話題の小箱「令和2年の豪雨災害に想う」

p.39


【ニュースアラカルト】
●日本国政府 デジタル・トラスト協議会設立へ
●国立公文書館 アーキビストの認証を実施
●経済産業省 「DX銘柄2020」「DX注目企業2020」を選定
●アドビ 「社内データの備えと管理」に関する調査結果を発表
●ラクス 「電子帳簿保存法への対応状況」について調査結果を発表
●ワンビシアーカイブズ NTTデータビジネスブレインズと協業を開始
●コニカミノルタジャパン 印刷会社売上向上のためのオンラインセミナーを実施
●リコー ニューノーマルへの対応在宅勤務などリモートワークを標準化
●富士ゼロックス「Production Cockpit3.0(プロダクション コックピット 3.0)」を提供開始
●ウイングアーク1st「SPA Ver.10.4」を提供開始

p.40


IM編集委員から

p.42