機関誌IM 2024年11・12月号 掲載内容

デジタル時代の信頼性を確保する新たなスタンダード:C2PAの取り組み

サイバートラスト株式会社
三室 貴文
p.4

C2PA(Coalition for Content Provenance and Authenticity)は、デジタルコンテンツの出所や真正性を保証するための技術標準を策定するために、2021年にAdobe、Arm、Intel、Microsoft、Truepicなど世界的なテクノロジー企業が協力して設立された団体です。デジタルコンテンツの信頼性が問われる現代、C2PAはその出所や真正性を保証する新たな技術標準として注目されています。本記事では、C2PAの基本的な仕組みやその必要性、具体的な活用事例、そして将来の展望について解説しています。

AIIMブログより
「AIと情報管理」
「AI時代のデータ・プライバシー」
「ダイヤモンドの原石を磨く:情報ガバナンスがAI主導のイノベーションを促進する方法」

p.10

1944年に設立されたAIIM(Association for Information and Image Management)は、67ヶ国以上の情報リーダーを支援する非営利団体です。AIIMのビジョンは、AI時代におけるインテリジェントな情報およびデータ管理を通じて、すべての組織がより良いビジネス成果を達成できるよう支援することとされています。またAIIMでは、プロセスの効率化、コンプライアンスの確保、最新技術の活用を支援するために、実用的なリソース、専門的なトレーニング、ガイダンス、およびツールを提供しています。
 今回は、AIIMの記事からAIに関する3つの記事を翻訳して紹介いたします。

文書情報管理士検定団体受験 企業インタビュー
リコージャパンが語る文書情報管理士の重要性とその背景

リコージャパン株式会社
p.33

文書情報管理士の資格を社内の推奨資格としているリコージャパン株式会社では、検定試験が行われる夏と冬の年2回、あわせて100名以上の方が資格取得を目指してこれまで5年以上にわたり団体受験という形で申し込みをされています。企業として文書情報管理士を推奨資格としているその理由と、社員個人にもどういったメリットがあるのか、インタビューにて伺いました。

【連載 生成AIの時代】
第8回 ジェネるAIが切り拓く検索と情報活用の未来

株式会社第一生命経済研究所
柏村 祐
p.16

【連載 文化庁 AIと著作権に関する考え方をまとめる】
第3回 AI生成物の著作物性

国際大学GLOCOM客員教授・米国弁護士
城所 岩生
p.19

【連載 公文書管理法に学ぶ自治体の文書管理改善】
第3回 公文書のライフサイクル管理

ARMA米国本部フェロー
小谷 允志
p.24

【連載 公文書管理シリーズ】
第52弾 灰になった公文書と戦史編さん ─学ぶべき教訓はどこに

JIIMA 広報委員会 認証アーキビスト
長井 勉
p.28

文書情報管理士検定団体受験 企業インタビュー
リコージャパンが語る文書情報管理士の重要性とその背景

リコージャパン株式会社
p.33

文書情報管理士 合格者からのひと言

p.38

【委員会活動報告】
文書情報流通を実践する人材を育成する

文書情報管理士検定試験委員会
p.40

【委員会活動報告】
自治体向けの公文書管理セミナー始動

文書情報マネージャー認定委員会
p.42

関西イメージ情報業連合会がセミナー&ビアパーティを開催!
~東海イメージ情報業連合会も参加し、大盛況~

関西イメージ情報業連合会(KIU) 会長 関 雅夫
p.44

【ニュース・ア・ラ・カルト】

● 経済産業省 「生成AI時代のDX推進に必要な人材・スキルの考え方2024」を発表
● ウイングアーク1st 文書情報管理士が実施する電子帳簿保存法対応済み企業向け「プロレクチャー電帳法点検」サービスを提供開始
● リコージャパン 改正・電子帳簿保存法への対応状況に関する調査を実施
● TOKIUM 「インボイス制度に関する実態調査」を実施
● インフォマート「バックオフィスの課題に関する調査」を実施
● ITR 電子請求書受取サービス市場規模推移および予測を発表
● 各社ニュース

p.46

【新製品紹介】

● 富士フイルムビジネスイノベーション(株)「ApeosPort-VII C R」シリーズ
● (株)リコー 「RICOH Pro 8420S/Pro 8410S/Pro 8400S」「RICOH Pro 8420Y/ Pro 8420HT/Pro 8410Y/Pro 8410HT」
● エプソン販売(株)「PX-M7120F/PX-M7120FP」「PX-S7120/PX-S7120P」

p.49

【コラム】箸休め
第3回 「レコード・磁気テープをめぐる記憶」

志度寺/記録資料研究所
毛塚 万里
p.49

■IM編集委員から

p.50