文書情報管理士検定試験委員会

担当理事廣岡 潤 (ひろおか じゅん)
委員長室井 弘之 (むろい ひろゆき)
人数8名

活動内容

・文書情報管理士検定の運営(年2回)
・文書情報管理士検定の制度設計、および見直し
・検定問題の作成、選定等、検定試験の準備、採点、合否判定
・受験対策セミナーおよび大学講座への講師派遣
・受験参考書の作成および改訂

文書情報はビジネスのさまざまな活動シーンにおいて活用されており、文書情報の生成・入手から廃棄までのライフサイクルの各フェーズにおいて、適切に管理することはビジネスを効率よく進める上で必要なことです。検定試験委員会では、セキュリティやコンプライアンス、プロジェクトマネジメント、法制度を含めた文書情報の活用・管理を行うための技術と知識を持った文書情報管理士を、試験制度を通じて育成することで社会に貢献しています。

第63期活動概況
     文書情報マネジメント概論改訂プロジェクトと連携を図りながら教育体系の見直しに向けた検討を行う。
    計画数値
     受験者数:1,000名、受験対策セミナー:350名、資格更新:450名(更新対象者922名のうち半数と想定)
第64期活動計画
    ① 文書情報マネジメント概論改訂プロジェクトと連携を図りながら教育体系の見直しに向けた検討を行う。

    ② 教科書改版に向けて出題問題の見直しを行う。

    ③計画数値
      受験者数:1,000名、受験対策セミナー:350名、資格更新:500名(更新対象者1,010名のうち約半数と想定)

文書情報マネージャー認定委員会

担当理事小久保 明彦 (こくぼ あきひこ)
委員長内田 俊哉 (うちだ としや)
人数9名

活動内容

・文書情報マネージャー認定セミナーの企画、開催と認定
・文書情報マネージャー認定制度の広報活動(HP、ブログ発信と講演)
・認定者限定の研究会の企画と開催
・認定者の生涯価値を高める企画検討

 ユーザー企業向けとして経営の視点から求められる文書情報マネジメントが担える人材を輩出するために、2003年2月より認定制度が正式にスタートし2022年2月で31回の認定セミナーを開催してきました。現在まで980名を認定しています。2020年の新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の発出以降は、これまでの東京中心の集合セミナーから、WEBオンラインセミナーに切り替えました。2021年度にはその運用も軌道に乗り、今では首都圏以外の方も多く参加いただいております。
 新型コロナウイルス感染症対策としてのテレワーク、2025年の崖を乗り越えるためのデジタルトランスフォーメーション、改正電子帳簿保存法による電子取引の電磁的記録保存の義務化と、企業・組織を取り巻く環境がデジタルベースで大きく変化しています。本セミナーへも、総務部門やIT部門、現場部門だけでなく、経理部門、DX推進部等の業務改革推進部門からの受講が増えています。
 本セミナーでは、文書情報管理の基本から応用まで、最新の動向も踏まえ、常に新鮮なコンテンツを提供しております。
 本委員会では、単に知識を得るだけの資格セミナーではなく、同じ悩みを抱えている仲間との交流の場を持ちながら、受講生の課題解決に答えられないか、受講生の皆さんが直面している課題を一緒になって考えていける実践的なセミナーを目指しています。

第63期活動概況

1.認定セミナー実施計画について
・ 受験者80名/年(Webセミナー開催6、9、12、2月の計4回)を目標とする。
・ 認定セミナーを継続させるために若手の講師の育成を行う(継続)。
・リスク管理としての講師のバックアップ体制の確立(継続)。
・時勢を考慮してコンテンツのアップデートを行う。

2.認定資格者との交流の場の提供
①研究会(継続)
・ 旬なテーマ、重要なテーマの情報提供を行い、認定者間の意見交換を行う。
・ 認定者からニーズを吸い上げ、次回以降のテーマの足掛かりとする。
②交流サイト(継続)
・ Slackで、認定者交流サイトを設け、研究会等に対する要望収集を行う。
③委員会ブログ(継続)
・ 研究会の活動内容をHPに掲載するなどの広報活動も併せて実施しセミナーの集客につなげる。
④既存認定者の支援(新規)
・ 文書情報マネジメントの実践を通してDXを加速させるため、既存認定者の状況を把握し、文書情報マネージャーの活動を支援する仕組みを検討・実施をする。

3.認定資格受講者の集客施策としての外部 PR 活動(継続)
・ 外部企業などのHPやブログへの認定セミナー事例掲載による知名度を上げる対策を実施する。

第64期活動計画

① 認定セミナー実施計画
・ Web認定セミナーを6、9、12、2月の計4回開催する(受験者80名/年目標)
・ アップデートセミナー(継続)、実務に取り組まれている認定者に必要な「時代の変化や新しい情報や知識を学ぶ場」を提供し、文書情報マネージャー認定の価値を高める
・ 認定セミナー継続と拡大のための若手講師育成と、リスク管理としての講師バックアップ体制の拡充を行う(継続)

②認定セミナーのコンテンツ力強化とアップデートセミナーの充実・ 教科書改訂PJとの方向性あわせや電帳法目的のシステム導入からのステップアップなど、時勢を考慮したコンテンツの
アップデートを実施する(継続)
・ 自治体向け公文書管理オプションセミナー及び認定者職場での文書情報マネジメント推進個別支援セミナーの企画検討を進め、第65期開催を目指す(新規)

③認定資格者への交流の場の提供
・ 研究会(継続):重要なテーマや旬なテーマの設定やリアル開催をとおして、認定者間の意見交換や意識向上に寄与する交流の場を提供する
・ 交流サイト(継続):研究会等に対する要望収集に加えて、行政機関所属の認定者から要望の高い行政文書管理チャネルを開設しSlack交流サイトを充実させる
・ 委員会ブログ(継続):旬なネタに関連づけた文書情報マネジメントの重要性の解説を実施し、ブログのアクセス数を増やすとともにセミナー等の集客につなげる

④ 外部PR活動
・ JIIMAウェビナーへの参加、認定者の現場事例などのべストプラクティス紹介、外部企業からの招待講演への積極参加などで、知名度向上をさせ集客につなげる(継続)