第15回JIIMAベストプラクティス賞授賞事例について
第15回JIIMAベストプラクティス賞授賞事例について
令和3年9月15日
公益社団法人 日本文書情報マネジメント協会
理事長 勝丸 泰志
日本文書情報マネジメント協会(略称;JIIMA)は、60年にわたり文書情報マネジメントの普及啓発に努めている国内唯一の公認団体です。マイクロフィルムの普及からスタートした活動は時代の変遷とともに変化し、現在では「日本のあらゆる組織の価値を高めるために、文書情報マネジメントの実践を通じてDXを加速するようにリードする協会」を目指して、文書情報マネジメントを普及啓発する公益活動を続けております。その一環として2007年(平成19年)より先進的な文書情報マネジメントシステムを導入し、顕著な成果を出された企業・団体に対して『ベストプラクティス賞』を設け表彰しております。 本年度の第15回JIIMAベストプラクティス賞は、審査委員会での厳正な審査の結果、下記の3事例に授賞が決定し、JIIMAホームページで公表すると共に、11月15日(月)から開催予定のJIIMA主催 『デジタルドキュメント2021ウェビナー』で受賞記念講演を行います。
<記>
(以下、敬称略)
1.エプソン販売株式会社 【優秀賞】
・推薦者;エプソン販売株式会社
・テーマ;「コーポレートカードの全社導入と経費精算システムによる営業のDX化を実現」
・評価ポイント;経費精算業務を電子化するにあたり、コーポレートカードの利用により現金精算を14%にまで抑えたこと、及び導入準備としてe-learningによる社内教育を充実させ、効率化と適正化を両立させた。
【先進性】
・BIツールを活用した経費精算の実態可視化及び監査報告
・電帳法対応とコーポレートカード精算による営業現場の生産性向上の両立
2.株式会社JTB 【優秀賞】
・推薦者;アマノセキュアジャパン株式会社
・テーマ;「売上原価・一般経費に関する証憑類の電子保存化(電子帳簿保存法対応)と関連業務の効率化」
・評価ポイント;証憑類の電子化及び保存を、社外にいてもモバイル端末を用いて自動的にできるシステムを構築し、添乗員の業務効率化を達成した。
【先進性】
・グループ会社のシステムとAI-OCRを連携し、モバイル端末で撮影した証憑から必要データを読み取り管理システムに自動登録
3.学校法人大東文化学園 【奨励賞】
・推薦者;株式会社ハイパーギア
・テーマ;「学園報のWeb公開化による発行業務の効率化と個人情報の二次利用防止」
・評価ポイント;暗号化したPDFをクライアント側に特別なソフトウェアを入れることなくブラウザーで閲覧可能とすることで、個人情報保護、機密情報保護並びに著作権保護等に効果を発揮した。
以上
第15回JIIMAベストプラクティス賞受賞事例について(pdf)
本件連絡先;
公益社団法人 日本文書情報マネジメント協会
渉外担当部長 黒柳 裕士
〒101-0032
東京都千代田区岩本町2-1-3 和光ビル7階
TEL 03-5821-7351 FAX 03-5821-7354