IM 2024年7・8月号

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 2024年7・8月号の巻頭では、「未来の守護者」達の集いと題して、AIIMカンファレンスレポートを掲載。今回のカンファレンスは、米国テキサス州サンアントニオで開催された国際会議であり、特に近年急速に発展しているAI技術をテーマにした議論がレポートのメインとなっています。
 次に、2024年5月6日~ 10日にかけて、日本国内(東京都千代田区・九段会館テラス)で開催されたISO TC171 Plenary 2024 報告を取り上げています。TC171/SC1では、複数の組織をまたがる文書の運用について、新しい検討アイテムを作成することが提案されたことなどレポートにまとめています。
 他にも、新連載として「文化庁 AIと著作権に関する考え方をまとめる」というテーマで、AI開発と学習段階についての内容をまとめています。AIが誰でも自由に使えるようになっているが、学習したデータの著作権はどう帰属されるのかなど、文化庁の考え方を紹介しています。

AIIM Conference2024レポート
「未来の守護者」達の集い

文書情報の『活用』に関する研究会
石井 昭紀
p.4

ISO TC171 Plenary 2024 報告

ISO/TC171国内審議委員会
委員長 伊藤 泰樹
副委員長 名護屋 豊
p.10

【連載 文化庁 AIと著作権に関する考え方をまとめる】
第1回 AI開発・学習段階

国際大学GLOCOM客員教授・米国弁護士
城所 岩生
p.14

【連載 生成AIの時代】
第6回 動画生成AIがもたらすビジネス変革

株式会社第一生命経済研究所
柏村 祐
p.20

DX時代のオープンソースソフトウエア考
=「2023年度 OLL Awards」から、2人のエキスパートが読み解くOSSの現在地=

株式会社メディア・パラダイム研究所
奥平 等
p.24

【連載 公文書管理法に学ぶ自治体の文書管理改善】
第1回 公文書管理の理念、目的

ARMA米国本部フェロー
小谷 允志
p.27

【連載 公文書管理シリーズ】
第50弾 “微笑みの国”タイ、スパンブリー国立公文書館を訪ねて
─⽂明の尺度は国王の思いと培ったアーカイブズ

JIIMA 広報委員会 認証アーキビスト
長井 勉
p.30

【わが社のプレゼン】GRANDIT株式会社
複数の企業が叡智を出し合って日本企業の成長を支えていくERP「GRANDIT」

p.36

第64期事業計画書

p.40

JIIMA委員会紹介(第64期)

p.45

【委員会活動報告】
電子帳簿保存法の普及・活用推進について

法務委員会
p.54

【ニュース・アラカルト】

● JIIMAウェビナー 2024 オンラインにて開催
● アイスマイリー「生成AI導入ガイドブック」を公開
● TOKIUM インボイス制度の実態を公開
● アイピア 建設業界の「改正電子帳簿保存法に関する実態調査」を公開
● パイオニア 業務用ドライブ2機種と、DM記録に対応した業務用のアーカイブ用ライター1機種を発売開始
● コニカミノルタと富士フイルムビジネスイノベーション 複合機・プリンター分野での業務提携に向けた協議を開始
● 各社ニュース

p.56

【新製品紹介】

● キヤノンマーケティングジャパン(株)/キヤノン電子(株)「imageFORMULA ScanFront 400II」
● エプソン販売(株) 「LM-C400」
● コニカミノルタ(株)「bizhub 1i シリーズ」13機種

p.58

【コラム】箸休め
第1回 「新聞と折込広告をめぐる記憶」

志度寺/記録資料研究所
毛塚 万里
p.55

■IM編集委員から

p.56

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